豆知識【留袖 レンタル衣装】
投稿日:2011.05.27
-留袖-
既婚女性の正装に用いる黒地五つ紋の江戸褄(えどづま)模様の着物。
地色が色物の場合は色留袖という。
(ちなみに訪問着とは簡単に言うと、着物全体に柄が入るものを言います)
(結婚式などの場では一番の正装である留袖をお召しになります)
女性の長着の裾模様。地色は黒または色無地にし定紋を置き、
衽(おくみ)から前身頃(まえみごろ)にかけて、斜めに模様を染め出し、
金銀の刺繍(ししゅう)や箔(はく)で飾ったもの。礼服に用いる。江戸褄模様。
(写真のような位置にある柄のことです。
上半身には家紋が入るので、柄は必然的に裾付近に入るんですね。。)
箔(はく)・摺箔(すりはく)
生地に少量の漆で模様の形を塗り、その上に金箔を撚れないように載せる。
ごく小さな部分の場合は漆がすぐに乾くため、刷毛で余分な金箔を払って完成。
三日の間ほんの少しでさえ動かすことも無く清潔な部屋で漆を乾かすが、乾くまでの間一切の作業は中断する。
比較的小さな面積に行うならこれでお終いだが、晴れ着などで大きな面積に行う場合これを何度も繰り返して完成するため遥かに手間と日時がかかる。
これが箔(はく)・摺箔(すりはく)の留袖です。
写真では分り難いですが、柄に光沢があり、刺繍とは一味違った雰囲気で、
高級感たっぷりです。
突然で一方的な説明でしたが、衣装を整理していると
写真(下)の留袖(摺箔)が目にとまったので、紹介までに、
説明とあわせて載せてみました。
写真(上)の留袖は通常の刺繍の留袖です。
留袖に変わりはないので、どちらが格上ということはないのですが、
着心地と、見た目(雰囲気)が違うので、興味のある方は
是非一度手にとってご覧になって下さいまし。。
留袖 正絹 31,500円(写真下の「箔」もこの金額ですよ)
交織 10,500円
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