投稿日：2016.01.18

年明けから多くの方にご来店いただき、ご予約を頂戴しております。

ありがたいことでございます。

先日ご来店いただいたお客様より

なぜ親がモーニング、留袖を着るのですか？という

質問をいただきました。

結婚とは家と家の結びつきだと思います。

これは古くからの習わしにも色濃く残っていますが、

最近はこの意味合いが大分薄れてきて、

結婚は結ばれる本人同士のものと認識されていることが多いようです。

式や披露宴を行わず、入籍だけということであれば

また少し関係が違ってきますが、式や披露宴、披露パーティを催すのであれば

そこにはお招きするご親族様、また近いお身内、ご友人などが

いらっしゃると思います。

そこでは「招く側」と「招かれる側」の立場の方々が会されることになります。

招かれる側が「おめでとう」という気持ちで来られる一方、

招く側は「ありがとう」という気持ちで食事などの「おもてなし」を準備なさいます。

数年前に「おもてなし」なんて言葉が流行りましたが、

これは決して流行ではなく、日本の誇るべき文化だと思います。

そこで何故モーニングや留袖で正装をするかというと

まず「式」では、お二人が生涯を誓う神聖な場でありますし、

そこにはお相手様側（新郎側にとっては新婦側、その逆も）のご親族様や

ご関係の方々がおられます。

お二人を見守る列席者様も、やはり正装を纏い特別な気持ちで

その場で臨まれることが、お二人にとってもその誓いがより確かなものに

なりますし、お相手様側にもこちらの誠意が伝わると思います。

また「披露宴」では、「もてなす側」として、感謝の気持ちをもって正装を纏い

ご列席の皆様をお迎えする。

こういった意味があるのではないかと思います。

個人が尊重される傾向が強い昨今、時代遅れな考えかもしれませんが

相手を思いやる気持ちが形になった「正装」

めんどくさいと言ってしまえばそれまでですが・・・

僕はこの文化結構好きです!(^^)!　長文スンマセン。

広島でブライダル、披露宴、結婚式、2次会、プロデュース、レンタル衣装、貸衣装

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